La Rose Bleue

2022/06/19 Sun. 

昼食後ののんびりタイムにこんな記事を見つけた。

【日経ビジネス】DeNAが挑む「勝敗に関係なくまた来たくなる」チームづくり

長いので要約すると、「スポーツ事業において、試合の勝ち負け関係なく、良い思いをして帰れるサービスをこれからも展開していく」と言ったところか。

結論から述べると、はっきり言って失望した。 去年オリックスが優勝したことで12球団で最も優勝から遠のき、さらには21世紀で唯一優勝していないという不名誉を抱えているくせに、 今日まで最大限の"勝つ努力"を怠り、ビジネス戦略に走る。

ただでさえ公式のセンスのある動画を見て「かっこいい!今年こそ優勝だ!」という気持ちを煽られるどころか 「もう騙されないぞ!」という気持ちになるのに、こんな記事を見せられて「がっかりするな、それでも希望を持て」という方が無理がある。


たしかに、ビジネス戦略としてはそれは良い。金儲けをするにあたって、まずは多くの客に来てもらわなければならない。

問題は、マーケティング部だけでなく、DeNA全体が「それでいいや」と思っているのが前々から垣間見えるところだ。

その証拠が、ラミレスの後任として実績のある人物ではなく、指導経験の薄い三浦を監督に据えていることだ。

おそらくフロントは「三浦政権で優勝すればファンは喜ぶ」とでも思っているのだろう。たしかに、特に往年のファンはそうかもしれない。ただ、その時点で"勝つ努力"を怠っている。

選手、監督、コーチ、あるいは球団に関わるすべての人が「負けてもいい」とされる言動は野球協約違反だ。

野球協約177条

https://jpbpa.net/wp-content/uploads/2021/12/ag2019.pdf

真面目な話、DeNAは自チームが優勝しなくてもいいなら球団を手放してほしい。金儲けなら野球事業でなくてもできる。他でやれ。


ついでに言うと、ハッカドールを復活を頼む。