La Rose Bleue

2020/12/31 Thr. 10年の眠りから醒めた趣味

2020年もあと数時間なんだね。信じられないや。Noboru Suzusameです。

サイトに保管してある作品を見てると、今年はたくさん描いたんだなと思う。4月はよっぽど暇だったのか3本も完成させていた。元気だな。おい(笑)

それでは今は元気ではなくなってしまったのかと聞かれると、まあそうなんだろうと思います。
例えば、ロックマンエグゼのライカ×メイル(ライメイ)の作品はほぼ定期的に描いているんですけど、 「君に想いを届けるために」と「ドキドキ♡スウィートボイス」の発表時期がかなり空いてしまったんですね。前者が8月中旬、後者が11月下旬。
夏から秋に変わる頃はいつも精神的に調子を落としやすいから仕方ないのかな、とも思うんだけど。
冬に差し掛かっても思ったより改善されず、月間内の時期によってはむしろ悪化することもありましてね、 数年あまり休まずに続けてきた創作に対してストレスを持っているんじゃないか、そう考えるようになりました。 めちゃくちゃ苦痛なわけじゃないけど、今までと比べていまいち楽しくない、といった感じだろうか。しかも、12~2月中旬はストレス発散でもある野球観戦ができない。

だから、新しく趣味を見つけることにした。いろいろな人と話しながら、何にしようか迷った。 アニメ観賞、ポケモンをやり込む、ロシア人のかわいこちゃんを見つけるためだけにフィギュアスケート観戦……これくらいだろうか。 しかし、この中で今でも持ってるのはポケモンだけだ。他は長続きしないんだよね。

では今度は過去に自分が好きだったものをもう一度やってみよう、と思った。そこで真っ先に思いついたのが、「歴史の勉強・考察」であった。
もともと社会科の中でも歴史は得意で、小学生の時に行っていた塾や中学では直前のノート丸暗記だけでテストで万点近い点数を取っていた。 それだけではなく、興味を持った偉人や武将の細かいエピソードまで知っていた。大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」を毎週楽しみに見ていた2011年が歴史好きのピークだった。

中学に入って以降はライトな鉄オタになったり、本格的にポケモンにのめり込んだりしていたから、知識も徐々に忘れていっていた。 だから、あれから10年ほど経った今歴史の本や漫画を読み返してみると「そういえばそうだったな~」と思うストーリーがいくつも出てくるんですね。

さて、今現在興味があるのは「古代ギリシャ史」「産業革命はなぜイギリスで起きたのか」「室町文化」「平安時代の武士の結婚」だ。この中から「平安時代の武士の結婚」を軽く触れよう。

まず、どうしてそれに興味を持ったのかというと、源頼朝と北条政子が恋愛結婚したことであり、「これは当時の武士としては珍しいのか、既に政略結婚が主流だったのか」というところが気になったからだ。
結論から言うと、これはどうやら珍しいことではなかったと思うんですよ。
江戸時代だと「武家の結婚は家同士が結びつく重要なイベント」ということなのですが、平安時代となるとまだその意識はないか、あっても薄かったのではないかと思います。
それに加えて、頼朝は平治の乱で敗れた源氏側の人間です。 伊豆へ島流しという形で生き延びられたのはその時まだ幼く、「死んだ我が子にそっくりで死なせたくない」と平清盛の母が助けれくれたから。 政子の父・北条時政は平氏側の武将として彼の監視役だったのだけど、最初は二人の婚姻に反対しつつも最終的に認めたんです。 というのも、この頃、京都では平清盛と後白河法皇の間に対立の兆しが見え始め、それに関係すると思われる事件が立て続けに起こっていた。 在京して実際に情勢を見ていた時政は、平氏が長く続かないことを見越して頼朝を婿としたという説があるんですね。

だから、先ほど述べた「家同士が結びつく」という意識はあまりなく、だとすれば恋愛結婚が普通にあってもおかしくなかったのではないか。そう思うんです。

……はい。と、まあ、こんな感じで考察してみました。いかかでしたでしょうか。

ここはNoboru Suzusameの趣味全般のサイトということにしているので、たまにはこういう歴史物語の考察をしてみるのもいいですよね。どのジャンルになるかはわかりませんが、またぜひここのラジオを聞きに来てください。

それじゃ、また。来年もヨ・ロ・シ・ク!!